VRSについて

設立趣旨

関西国際空港の対岸にある泉佐野市及び周辺エリアには、古くから伝わる歴史・文化、そして街並みが今なお残っています。
こうした資源はまちの財産であり、未来へと受け継いでいく必要があります。
しかし、未来へ受け継いでいかなければならない資源が、残念ながら少しずつ失われようとしています。
今般、財産となる資源を保存するだけでなく、その資源を最大限活用する活動を通じて、泉佐野市及び周辺エリアのまちの活力に資する機会の創出や交流の促進・支援、公共空間等の利活用、地域特性を活かしたまちづくり活動を行い、地域の価値を高め、多様な人々が集う場を創出し、関西国際空港の玄関口としてふさわしいまちづくりを目的として、「一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの」を設立します。

ご挨拶

わたしたち一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さのは、大阪南部にある、関西国際空港の対岸のまち、泉佐野市の中心市街地にある、さの町場エリアの再生・活性化へとつなげていくため、2019年7月から前身となる「バリュー・リノベーションズ・さの」で活動をさせていただいています。
私自身もご縁をいただき、バリュー・リノベーションズ・さのの活動をアドバイザーとして関わらせていただき、一定の成果を挙げてきましたが、この日を消さないようにと、持続したまち再生事業に取り組むべく、「経営」という視点で、法人化した一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さのに関わらせていただくことになりました。
何気ない日常に、何気ない風景に、実は最も価値がある」ことを心に刻み、エリアリノベーション活動を通じて、多様な人々が集うまちづくりに取り組んでいきますので、応援の程、よろしくお願いします。

法人概要

VRSは、2019年7月から、泉佐野市の中心市街地エリアの衰退に歯止めをかけ、まちの再生・活性化へとつなげていくため、公民連携によるエリアリノベーション活動に取組み、2022年3月に法人化(一般社団法人)しました。

方針

VRSでは4つの方針を掲げ、活動しています。
Ⅰ.自分事として地域課題に取り組む
Ⅱ.目の前の常識を疑い、変化を楽しむ
Ⅲ.無理ではなく、できることを考える
Ⅳ.ポジティブな発想で、新しいことにチャレンジする

事業

Ⅰ.エリアリノベーション活動を通じた持続可能なまちづくり事業
Ⅱ.女性をはじめとする人のそれぞれが持つ可能性を最大化させる人材育成事業
Ⅲ.まちにある遊休不動産を活用したビジネスサポート事業
Ⅳ.人や情報をつなぐまちのプラットフォームの構築事業
Ⅴ.その他、目的を達成するために必要な事業

業務

①エリアリノベーション活動を通じた、まち再生プロデュース
②女性やまちづくりプレイヤーが活躍できる人材育成
③遊休不動産の利活用サポート
④「SHARE BASE つむぎや」「つむぎやAmenity」運営事業
⑤まちライブラリー運営事業ほか

沿革

●2019年5月

前身となる、まちづくり企業「バリュー・リノベーションズ・さの」設立

●2019年7月

主な活動内容
・まちづくり講演会
・ワークライフバランスセミナー
・まちやど実践ワークショップ等の運営ほか

●2020年  

主な活動内容
・まちづくり講演会
・まちやど実践ワークショップ等の運営
・女性活躍ワークショップ「なりわいテーブル」の企画運営
・地元公立高校との連携によるリノベーション事業
・「SHARE BASEつむぎや」リノベーション事業
・公民連携によるまちづくり構想の選定 ほか

 ●2021年  

主な活動内容
・まちづくりインターンシップ企画運営
・人材育成セミナー「LOCAL CREATOR養成講座」企画運営
・女性活躍ワークショップ「なりわいテーブル」「ミライ・カガヤク・ワークショップ」
・コミュニティイベント「バリュー・ライブラリー」の企画運営
・つばさ通りリノベーション実践塾運営
・チャレンジショップシェアベース「SHARE BASE つむぎや」運営
・女性就職支援拠点「つむぎやAmenity」の運営 ほか

実績

・空き家解消件数:12軒
(2022年5月2日)
・人材発掘・育成人数:114人
(2022年3月31日現在)
・上記の内、出店につなげた人数:25人
(2022年3月31日現在)
・つむぎやのあるエリアへの誘導数
:7,300人以上
(2022年3月31日までの累計)